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みなさん、こんにちは。これ短講師 中小企業診断士の中里です。

2次試験まで2週間と少しとなりました。この時期になると、「出来ることを増やす」勉強から「出来ることを淡々とこなす」勉強にしましょう。2次試験を受験した経験がある人はわかると思いますが、中小企業診断士の2次試験では「当たり前」を行うのが非常に難しい試験です。この時期から新しいことに取り組んで、自分の「当たり前」を見失うことが一番まずい状態です。ここからの2週間は、これまで行ってきた2次試験対策のおさらいの期間として、今出来ていることだけをブラッシュアップしてください。意外と様々な取り組みを実践してきた受験生の方が残念な結果になっていることが多いような気がします。

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今回は、解答作成のコツをお伝えしたいと思います。3つのコツをご紹介しますので、現状のレベルの確認に利用してみてください。

問題で聞かれたことで型を決める

よく2次試験の合格のコツとして「聞かれたことに答える」というのあります。言葉の通りなのですが、意外と出来ないのが人というものです。

何故出来ないのかの原因は様々あると思いますが、しっかり実践するためにはパターン化するのが一番効果的です。診断士試験では、問題文の最後の一文に要求事項が記述されます。全てが決まった問われ方をするわけではありませんが、理由・ターゲット・特徴・強み・課題・解決策などいくつかのパターンがあります。

これらの問われている内容に対して解答パターンを準備しておくと「聞かれていないことを答えてしまう」リスクは非常に小さくなります。解答パターンを準備した後は、問題解釈の段階で、どのパターンで答えるのかを決めてしまうので最初の作業となります。

文字数で型を決める

2次試験は100文字、120文字、200文字など文字数を指定して解答を作成させる問題がほとんどです。

文字数を指定しているということは、模範解答を想定した時に必要な文字数を想定し、解答が作成できないことを意味しています。つまり、どの程度解答要素を組み込むかの一つのバロメーターです。

模範解答が公表されていない以上は、どの文字数の時に、いくつ解答要素を盛り込むべきなのかはわからないのですが、安定した解答を作成するためには、問題解釈で文字数を確認した瞬間に、「2要素記述する」「3要素記述する」を判断する必要があります。

一般的には、1つの要素(因果を考慮した文章)を記述するためには、40文字程度は必要となります。つまり、100文字であれば2つの要素、120文字では3つの要素が記述される可能性が高いと思われます。

因果の型を決める

診断士試験では、因果を考慮した解答を記述することが必要と言われます。ただし、因果関係を丁寧に書いていると100文字や120文字では説明しきれないことがあります。つまり、ある程度コンパクトな文章で簡潔に因果関係を記述する必要があります。これは文章を書きなれている人、特に文章の校正などをよく行っている人は自然と身につけている技術かもしれませんが、あまり文章を書きなれていない人には大きなハードルになるかもしれません。解答の記述をしながら文章を考えている人、解答の書き直しが多く消しゴムを多用する人、このような人は解答の文章のパターンを決めてしまうのが効率的です。解答記述パターンを身につけるために行うことは、合格者の解答を真似ることだと思います。単に写すだけではなく、どのような構成で記述されているかをしっかり意識しながら、写経を行うことで解答記述パターンを身につけてください。

今回は、多くの受験生が悩む2次試験のポイントである解答作成についてご紹介しました。

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