ブログ一覧

みなさん、こんにちは。これ短講師 中小企業診断士の中里です。

だんだんと涼しくなってきて、秋の雰囲気が感じられる日が多くなってきました。秋ということは間もなく2次試験の本番がやってきます。1次試験が終わって、2次試験までのちょうど中間地点でもあるので、これまでの2次試験対策の振り返りをしてみるのもいいのではないでしょうか。

autumn

特に解答プロセスについては、目指している形、この1か月でやってきたこと、そして現状のレベルをしっかり把握して、少しでもバージョンアップできるように残りの時間を有意義に使ってください。

今回は、2次試験の事例3の特徴をまとめます。

事例3は、生産・技術をテーマとした事例です。生産管理といえば、1次試験の運営管理とリンクしますので、知識が不安な方は運営管理のテキストなどを振り返ってみるのもいいでしょう。また、事例3では、テーマの特性から主に製造業が取り上げられます。製造業が抱える問題点や課題を中心に今後の戦略にどのようにつなげていくかが大きなテーマとなります。

事例3では、4問程度の問題が出題される傾向にあります。また、与件文の中に生産現場の状況(製造プロセスなど)が詳細に記述されているのも特徴です。どのような現場なのかをしっかり把握しながら問題を解く必要があります。

第1問:環境分析(多くは強み・弱みの把握)
第2問:現状の製造プロセスなどの課題の分析や対策の提案
第3問:今後想定される課題や変化に対する改善・対応策の提案
第4問:今後の戦略に対する提言

事例3は他の事例と異なり、解答する内容が具体的な改善策などが中心となります。特に、第2問などで出題される現状の課題については、生産計画や在庫、品質、納期など具体的な課題が与件文に記述されているので、与件文と問題文の紐付けと、より具体的な解決のための知識が大事となる事例です。

また、近年ではグラフを用いた出題が多くなってきています。ただし、ヒントは与件文に隠されていますので、いつも通りの対応を行うことが大事です。グラフだけで解答を作成することは「ない」ので、グラフ問題が出てきても「いつも通りの解答プロセス」を意識してください。

事例3では、現状の問題点課題についの問題が多く出題されます。特に「課題」について問われている時には、解答に「問題点」を記述しないように気をつけましょう。問題と課題は、大きく異なりますので注意しながら解答作成してください。問題は、状況(納期が守られていない、など)を示すのに対して、課題解決のための取組(生産計画の精度を上げる、など)を示します。問題と課題はよく混同されますが、解答の内容が大きく異なってしまう場合もあるので、問題解釈の段階でしっかりチェックして解答を作成する必要があります。

そして、最終問題では今後の戦略について提案(提言)が求められる問題が多いのですが、与件文にあまり記述がない場合があります。(記述があっても、与件文の最終段落に2~3行程度で触れられているのみ)このような場合には、第1問の環境分析(強み・弱み)を踏まえて、今後の戦略を述べることで解答を検討することができます。問題文に記述されている制約条件や補足説明に着目して丁寧に対応してください。

次回は事例4についての特徴を説明したいと思います。

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。