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みなさん、こんにちは。これ短講師 中小企業診断士の中里です。

2次試験まで53日となりました。2次試験に向けて学習をしている方々は、そろそろ自分なりの形が見えてきたところでしょうか?

「まだ」という方も焦らずに、しっかり自分の課題を具体化していくことで、対策もわかるようになると思いますので、今は自分が信じたみた道で、一心不乱に前に進むことを優先してください。

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今回は、2次試験の科目(事例)別の特徴解説として事例1を取り上げます。

事例1はご存知の通り、組織・人事をテーマとした事例になります。つまり、企業の戦略を確実に実行するための会社の仕組みが出題のテーマになっています。

また、「戦略は組織従う」「組織は戦略に従う」と言われるように組織的な観点から全社戦略が触れられている点も特徴と言えると思います。

年ごとに多少の傾向の違いはありますが、概ね以下のような問題構成になっている場合が多いです。

第1問:外部環境分析
第2問:内部環境分析(現在の課題として問われる場合も)
第3問:組織的な制度の課題
第4問:人事的な制度の課題
第5問:組織や人事政策を絡めた戦略助言

特に第1問については、過去の時点や過去との対比などで分析させることも多くあり、「時勢」を注意深く読み取る必要があります。稀に与件文の記述が曖昧で、時勢がわかりにくい場合もありますが、問題文のヒントや接続詞などに着目しながら、しっかり把握することを心がけてください。

また、環境分析については、中小企業診断士らしく「多面的」に解答することが求められます。与件から抽出するだけではわかりにくいこともありますが、環境分析なので、機会・脅威、強み・弱みなどを切り口を設けて分析することが大切になります。

予備校などでは、「事例1は難易度が高い」と言われる場合もありますが、きちんと「組織・人事」を念頭に置いて対応すれば、それほど他の事例と比較して難易度が高いということもないと思います。強いて、他の事例との比較で特徴的な点は、解答の要求が「考えられるか」となる問題が多いことかもしれません。つまり、「推測」がある程度必要となるので、与件文を抜き出すだけでは対応できない点でしょうか。過去問などを通じて、「推測」問題には対策をしっかりしておくことが大事です。

最後に、事例1に多く見られる特徴(事例1だけではないのですが)として「中小企業診断士として」と問題文に条件づけられる問題が多く出題されます。具体的に何が条件づけられているのか、非常にわかりにくいのですが、事例1では環境分析の内容を踏まえて解答する必要がある問題に多い傾向があると思います。つまり、複数の解答は想定されるが、出題側が意図している解答(高得点の解答)は、第1問や第2問で解答している分析結果を踏まえて解答の方向性を考えることが大事なのかもしれません。

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すべての問題を一つのテーマ(方向性)に沿って解答できること理想かもしれませんが、受験生の皆さんは、80分という限られた時間で対応する必要があるので、すべてを完璧に整理することは難しいかもしれません。60%の出来で合格点となるので、問題文の条件をしっかり意識することで効率的に得点につなげるようにしましょう。(逆に言うと、問題文の制約を忘れて失点しないように!)

次回は事例2について特徴を説明したいと思います。

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