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みなさん、こんにちは。これ短講師 中小企業診断士の中里です。

今年の夏もかなり暑くなりそうです。診断士の受験勉強をしている時には、基本的にはエアコンのある室内で活動(勉強)をしているので直接的な暑さを感じる機会は少ないかもしれません。ただ、勉強中心の生活をしていると体が夏の暑さになかなか慣れず、室内と外気の気温差などで夏バテのような症状になってしまうこともあります。1次試験は8月ですので、夏の暑さにも適度に順応して、体調を万全にする必要があります。水分を多めにとって、軽く汗を各程度の運動(一駅歩くなど)を行って体の準備も進めてくださいね。

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第23問

日本工業規格JIS X-0129-1ではソフトウェア製品の品質を規定している。これに含まれる品質は、機能性・信頼性・使用性・効率性・保守性・移植性の6品質である。これらの品質に含まれる副特性に関する記述として、最も適切なものはどれか。

 ア 運用性は、保守性品質に含まれる。
イ 成熟性は、移植性品質に含まれる。
ウ セキュリティは、機能性品質に含まれる。
エ 魅力性は、効率性品質に含まれる。

この問題は、ソフトウェアの品質に関する知識を確認する問題です。JISなどの規格による定義なので、基本的には知らなければ解けない問題になります。詳細はネットなどで検索をするとすぐに確認できますので、時間がるときに簡単に見ておくと良いでしょう。

問題文に記述されている通り、機能性・信頼性・使用性・効率性・保守性・移植性の6つの品筆を定義して、それぞれ以下のように何を評価するかが規定されています。

機能性:合目的性、正確性、相互運用性、セキュリティ、機能性標準適合性

信頼性:成熟性、障害許容性、回復性、信頼性標準適合性

使用性:理解性、習得性、運用性、魅力性、脂溶性標準適合性

効率性:時間効率性、資源効率性、効率性標準適合性

保守性:解析性、変更性、安定性、試験性、保守性標準適合性

移植性:環境適応性、設置性、共存性、置換性、移植標準適合性

「ア」の運用性は、利用者がソフトウェアの運用を行うための機能を持っていることを示しており、「使用性」に分類されます。

「イ」の成熟性は、障害時に故障を回避するための機能を持っていることを示しており、「信頼性」に分類されます。

「ウ」のセキュリティは、情報やデータのアクセス制御やデータ保護のための機能を持っていることを示しており、「機能性」に分類されます。

「エ」の魅力性は、利用者にとっての魅力機能を示しており、「使用性」に分類されます。

上記のことから正答は「ウ」となります。

単語だけを見ると少しわかりにくいのですが、規格として定義されている言葉なので、上記の分類を覚えるしかないと思います。ご自身のイメージをITに強い診断士として持っている方は覚えておくと良いかもしれません。類似した知識として、運営管理で学習するVEにおける機能の分類があります。

一次機能(基本機能):そのものの必要性や存在の理由となる機能

二次機能(補助機能):一次機能を補助する付属的、装飾的、補完的機能

魅力機能(貴重機能):見栄えをよくするため機能

合わせて覚えておくと関連知識として活用できるかもしれませんね。

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