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みなさん、こんにちは。これ短講師 中小企業診断士の中里です。

みなさんは、試験案内の「試験科目設置の目的と内容 」を確認したことはあるでしょうか?簡単に言うと、出題範囲について科目ごとにキーワードがまとめられています。この内容を確認しておくと、テキストなどを確認する時に、より具体的に試験内容とリンクして考えられるようになるのでオススメです。試験案内のキーワードを見て、説明ができるくらいになっていれば、その科目はもう問題ないでしょう。

 

第14問

国税庁は平成17年1月31日付の告示第4号で、スキャナで読み取ってタイムスタンプなしで保存できる書類を定めた。タイムスタンプなしで適時に入力・保存で きるものとして最も適切なものはどれか。

ア 3万円未満の契約書や領収書
イ 検収書や注文書
ウ 小切手や約束手形
エ 請求書や納品書

この問題は、経営情報システムとしてはやや珍しく、法令に関する知識を確認する問題です。近年の経営情報システムでは、法令やガイドラインなどの知識に関する問題が出題される傾向にあり、やや難易度が高くなっています。すべての法令やガイドラインについて学習することは不可能に近いので、過去に出題されているポイントを過去問などを通じて覚えておきましょう

必要な知識は、平成17年から開始されたスキャナ保存の要件に関するもので、1月31日に告示された第4号に関するスキャナ保存の区分についてです。とはいえ、ここまで細かい知識は学習しておくことは難しいので、ポイントだけ押さえておきましょう。具体的には税金に関する帳票類の保存に関してなので、「資金や資産」に影響を与えるかどうかが大きなポイントになります。

「ア」「ウ」「エ」は、契約書や小切手、請求書なので、資金に大きく影響を与えることになります。従って、タイムスタンプや電子証明などの要件が必要となります。

「イ」は、手続き上必要となる書類であり、厳密には資金などには影響は低いと考えられます。少しややこしいところではありますが、注文書などは契約書などと比べると重要性が異なると考えましょう。

以上のことから、正答は「イ」となります。

なお、正確な知識については、国税庁が公開しているこちらを確認してください。
また、本論点については、昨年度に改正がなされています。おそらく、この税制改正を受けて、法律の改正論点として出題されたと考えられます。改正の内容などについては、こちらを確認しておいてください。

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