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みなさん、こんにちは。これ短講師 中小企業診断士の中里です。

引き続き大きな地震九州地方で続いています。九州地方の方は、無理をせずしっかり安全を確保することを最優先にしてください。東日本大震災の時もそうでしたが、一つの大きな地震をきっかけに連続して地震が起きているようです。このような状況が続くと精神的にも辛くなりますので、本当に無理はしないでください。

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シリーズで平成27年度の経営情報システムの解説を行っています。ちなみに、平成26年度の経営情報システムの解説はこちらにあります。

 

第6問

業務処理用システムの入出力画面の設計を行う場合に、作業者の利用しやすさやリレーショナルデータベース(RDB)の管理上の特性を考慮する必要がある。 以下の文章の空欄A~Dに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものを下記 の解答群から選べ。

商品の受注業務を行う端末画面において、新規顧客からの受注データを入力する際に、 ( A )、顧客住所(都道府県)などをキーボードから直接入力するのではなく、あらかじめ用意したデータ一覧から選択し入力する方法を採用するのは(RDB)内のデータの ( B )するためである。

この一覧から選択して入力する作業のための画面設計において、項目が比較的少数の場合は( C ) を、項目数が多く画面に収まらない場合などはスクロールバー付の( D )を用いる。

解答群
ア A:顧客年齢 B:保守性を確保 C:テキストボックス D:プルダウンメニュー

イ A:顧客名 B:可用性を確保 C:プルダウンメニュー D:テキストボックス

ウ A:商品コード B:可用性を確保 C:テキストボックス D:チェックボックス

エ A:商品名 B:冗長性を排除 C:ラジオボタン D:リストボックス

システム開発に関する知識の問題です。この問題は必ずしも「開発」の知識がなくてもキーワードの意味が分かれば正しい解答が選択できると思います。穴埋めの問題は、落ち着いて文章を確認して、「論理的」に選択肢を検討していくと正解にたどり着けますのであきらめないでください。

A欄では、顧客住所の説明をするのにわざわざ「都道府県」を指定していることに気づけたでしょうか?その後の文章で説明があるように「データ一覧から選択し入力する」となっているので、あらかじめ決まったデータを登録することを意味します。データ入力の際にあらかじめ入力値を決められるのは「顧客年齢」「商品コード」「商品名」となります。

B欄は、RDBとなっていますが、エクセルなどの表計算ソフトウェアでも同様で、一つの項目のデータがバラバラにならないように歯止めをすることです。つまり、「保守性を確保」または「冗長性を排除」となります。(可用性とは継続して稼働する状況であり、入力データによってシステムが停止することは基本的には考えられません)

C欄とD欄は、「データ一覧から選択し入力する方法」の具体的な手段が聞かれています。「テキストボックス」とはテキストを自由に入力できる入力フォームのことで、一覧から選択する方式には使えません。

テキストボックスの例

 

「プルダウンメニュー」はクリックすると選択項目の一覧が開き、1つの項目を選択することできる入力フォームです。

プルダウンメニューの例

 

また、「チェックボックス」は項目することでレ点が表示される入力フォームで通常は複数の項目を選択することが可能です。

チェックボックスの例

選択項目

 

「ラジオボタン」は、見た目はチェックボックスと似ていますが、単一の項目を選択するための入力フォームです。

ラジオボタンの例

選択項目

 

最後に「リストボックス」は、選択項目があらかじめリスト状で表示されており、1つまたは複数の項目を選択させる入力フォームです。

リストボックスの例

 

以上のことから、正解は「エ」となります。

本問題は、2つの穴埋めができると選択肢が大きく絞られ解答しやすくなります。すべてのキーワードを正確に知らなくても、わかっているキーワードで絞り込み、論理的に正解を絞り込むことも重要な解答方法となります。このような対策は、テキストを学習するだけでは身につきません。ぜひ、過去問などを通じて「問題を解く」訓練をしてください。

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