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みなさん、こんにちは。これ短講師 中小企業診断士の中里です。

新年度になりました。今週から周りの環境が大きく変わる人も多いと思いますが、受験生の方はこれまでに作ってきた学習のリズムをなるべく崩すことなく、8月の試験に向けて準備を進めてください。(試験日も8月6日、7日と発表されています)

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今回から数回に分けて平成27年度の経営情報システムの解説を行っていきたいと思います。ちなみに、平成26年度の経営情報システムの解説はこちらにあります。

第1問

コンピュータは、業務に必要な各種の周辺装置を直接あるいはネットワーク経由等で接続して利用する。周辺装置を選択する場合は、各装置の特性を理解した上で、業務に適した装置を選択する必要がある。

周辺装置の特性に関する記述として最も適切なものはどれか。

ア 外部記憶装置として利用される磁気ディスクは製造後にフォーマットを行わなければ利用できないが、SSDはフォーマットが不要でホットスワップ機能のもとでのディスク交換に向いている。

イ カラープリンタで画像を印刷する場合は、画像のベクターデータとともに、XGA,WXGA等の解像度に関する情報がプリンタへと指示されるので、パラレルインタフェースが使用されている。

ウ 業務用のハンディターミナルに搭載されることの多い抵抗膜方式のタッチパネルは、スマートフォンに搭載されている静電容量方式のパネルと比べ、ペンや手袋等をしていても反応し、耐久性能や耐衝撃性能が優れている。

エ 有機ELディスプレイは有機EL素子自体が発光する特性を利用し、高輝度でコントラストが高く鮮明な表示が可能で、バックライトが不要なので消費電力も少ない。

コンピュータの周辺機器の知識に関する問題です。このような一般知識を問う問題は、テキストなどで学習していないマニアックな知識が問われたりしますが、焦らずに解答する必要があります。

「ア」は外部記憶装置に関する知識が必要となります、基本的には各コンピュータで外部記憶装置を利用する場合は、オペレーションシステム(OS)が利用可能な形式と合わせる必要があり、「フォーマット」と呼ばれる事前処理が必要となります。

「イ」は出力装置(プリンタ)に関する知識です。プリンタで図形などを印刷する際は、ベクターデータやXGAなどの解像度情報をプリンタに臆すことで、鮮明な印刷を可能としてます。ただ、USBやLAN経由での接続が可能なプリンタがあることからパラレルインタフェースを前提とする必要はありません。

「ウ」は入力装置(タッチパネル)に関する知識です。「抵抗膜方式」とは、画面に触った圧力を電気信号に変換して感知する方式です。したがって、ペンや手袋でも圧力が加われば感知することができますが、衝撃などで過度の圧力がかかった場合には故障などの可能性が高くなります。なお、「静電容量方式」は最近のスマホなどで採用されている静電気を感知する方法で、一般の手袋など静電気が遮断されると利用できなくなります。

「エ」は出力装置(ディスプレイ)に関する知識です。有機ELは、有機化合物を用いたディスプレイのことで、電圧をかけることで自然発光する特性を利用した、高輝度でコントラストが高いディスプレイです。スマホなどの画面に利用されることが多く、大きな画面に利用するためには技術的に難易度が高いとされています。(最近は、テレビモニタなどの大きな画面にも利用されるようになってきました)

 

以上のことから、本問題の解答は「エ」となります。

各選択肢でポイントとなるキーワードである、ホットスワップ、パラレルインターフェース、有機ELについては、テキストなどにも記載があると思いますのでしっかり覚えておきましょう。

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