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みなさん、こんにちは。これ短講師 中小企業診断士の中里です。

2015年の最終日となりました。2016年度の中小企業診断士試験を目指す方は、そろそろ本気で1次試験対策に取り組み始めた頃でしょうか?「年が明けたら」と考えている人もいると思いますが、せっかくのまとまった時間が取れるチャンスなので少しでも学習を進めてくださいね。(とは、言っても正月はやることも多いと思うので隙間時間を「これ短」でうまく活用してくださいね)

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2015年の最後は、中小企業診断士の第1次試験への対策の2回目、試験2日目の科目である、経営法務経営情報システム中小企業経営・政策の3科目についてご紹介します。

 

経営法務

経営法務は、企業の経営に当たって必要となる法律の知識を学習します。法律と言っても、中小企業診断士の試験対策としては、法律の条項を覚える必要はなく、テーマに沿って必要な知識のみを学習することになります。学習内容は実際のビジネスの場などでもすぐに活用できる科目となります。

経営法務のテーマとしては、契約行為などの基本的な企業活動に大きく関係する民法会社そのものの設立や管理に必要となる会社法、最近では何かとニュースなどで話題になる知的財産権に関する法律(特許や著作権など)を学びます。やや、知識範囲は広くなりますが、自身が中小企業診断士の活動を行う際にも必要となる知識が満載なので興味を持って学習をしておくと良いと思います

この科目は、基本的には暗記科目となりますが、出題されるテーマが比較的絞られており、効率的に学習するためには、過去問の特徴を早めにつかんでおくことが有効です。また、経営法務の特徴として1次試験の問題としてケース問題(社長から診断士への法律的な質問に答えるなど)や英文による契約内容の解釈など少し独特な問題が出題されますので、暗記科目でありながら試験本番での現場対応力が必要となる科目です。

 

経営情報システム

この科目は、得意・不得意がはっきり分かれる科目です。パソコンなどに苦手意識を持つ受験生はやや取っ付きにくい科目かもしれません。ただし、この科目も試験合格後の中小企業診断士の活動には不可欠な領域なので、しっかり学習しましょう。(試験合格後の実務補習のときに直ぐに「クラウドサービス」や「SNS」などの学習した内容を活用しますよ

経営情報システムのテーマは、コンピュータに関する基本的な知識や近年のインターネットを中心としたネットワーク技術の基本を学習する情報技術情報システムを開発するために必要となるソフトウェア開発これらの基礎を活用し経営にどのように利用するかを学ぶ経営情報管理などが主なテーマとなります。

情報技術については、インターネット電子メールホームページなどの比較的身近にあるサービスがどのように提供されているかを技術面から学習しますので、ぜひ自分でいろいろなサービスを利用しながら、より具体的な内容として知識を身につけてください。基本的には暗記科目となるのですが、テキストだけでは具体的なイメージがつきにくい知識が多くあります。インターネットの検索サービスなどを利用して、画像や動画などを補助教材として学習することが効率的です

一部の受験生は非常に詳しい知識を持つ人も多いので、受験生ネットワークを活用して質問などをしてみるのいいかもしれません。質問する側も回答する側もそれぞれ勉強になると思います

 

中小企業経営・政策

中小企業経営・政策は、国家資格である中小企業診断士が現在の中小企業の現状をしっかり理解するための科目になります。ここで学習した内容を活用して、実際に中小企業の支援をしている診断士も多くいます。ぜひ、将来にご自分が活用することを念頭に置きながら学習してください。

この科目では、大きく2つのテーマで構成されます。1つ目は、現在の中小企業の現状を把握するための中小企業経営。もう一つは、中小企業を支援するための様々な支援策を学ぶ中小企業政策です。アベノミクスを始めとして、現在の日本経済では企業の活性化が非常に重要視されており、特に中小企業の発展が大きな課題となっています。これらを体系的に学ぶ、まさに中小企業診断士のための科目と言っていいと思います。

中小企業経営・政策も基本的には暗記科目になりますが、テーマごとに、やや学習方法が異なります。まず、中小企業の現状を学ぶ中小企業経営は、毎年、中小企業庁から発表される「中小企業白書」からの出題となります。業種別の企業数や海外進出の動向、中小企業経営者が課題をしていることなど、多様なテーマが出題されます。中小企業白書はインターネットからも入手できるので、一度目を通してみるといいと思います。基本的には1年前(2016年度試験では、2015年度の白書)が出題の中心となります。

また、中小企業政策では、創業から事業支援、承継など企業が抱える様々な課題に対する支援策を学びます。支援のための条件や支援提供の体制などが学習内容となるので、類似した支援策を表などでまとめて覚えるのが効率的です。


 

以上が1次試験の7科目の特徴と学習方法の概要の紹介となります。診断士試験は、学習範囲が広いため、受験生にとってインプットが最初の壁となりますが、科目によっては過去問の特徴を掴みながら、バランスよく学習することが近道になります。範囲が広いので、どんな受験生にとっても得手不得手があるはずなので、得意科目での確実な得点の積み上げと、不得意科目での効率的な得点を目指して、8月に向けて学習を進めてください。

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最後に、2016年が受験生の皆さんにとって、幸多い一年になることを祈願して、2015年を締めくくりたいと思います。自身の頑張りは必ず「実」になりますよ!

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