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みなさん、こんにちは。これ短講師 中小企業診断士の中里です。

だんだん寒くなってきましたね。寒くなると、いろいろ活動するのが億劫になりますが、2016年度の試験チャレンジを決心した方は、勉強スタイルを早めに確立してくださいね。

朝日

診断士を目指す方は、会社勤めの人も多いので、仕事の状況などでなかなか自分の時間の確保が難しい人も多いと思います。
会社の周囲に宣言をすることで、早めに協力を取り付けたり、「夕活」ということで定時までの時間で極力仕事を終えて、メリハリをつけるなど工夫をしてくださいね。
ちなみに私は、メリハリ派でした。おかげで、勤務時間内に仕事を終わらせるテクニックがだいぶ強化されたように思います。


 

さて、今回は中小企業診断士試験の概要について紹介していきたいと思います。

すでに皆さんもご存知の通り、中小企業診断士になるためには以下の通り試験に合格することが一般的です。

・第1次試験(8月上旬)
・第2次試験 筆記試験(10月下旬)
・第2次試験 口述試験(12月中旬)

さらに、その後に「実務補習・実務従事」を15日間行って資格獲得になります。

もう一つの道として、以下のように資格を得ることもできます。

・第1次試験(8月上旬)
・養成課程

「養成課程」とは、大学や専門学校などが中小企業庁の認定を受けて、中小企業診断士を演習や企業診断実習を通じて養成する専門コースです。学校によって、履修期間は異なりますが、概ね1年程度の講座で中小企業診断士になれる方法です。

このブログでは試験にて合格・資格獲得を目指す道を中心的に紹介していきます。養成課程に興味がある方は、こちらで情報収集してみるといいと思います。

 

次に1次試験・2次試験の具体的な内容についてみていきましょう。

1次試験は、7科目合計700点満点の試験を、2日に分けて受験します。すべての問題が、4~5つの選択肢から解答を選択する、マークシート方式の筆記試験です。1次試験に合格するためには「総得点の60%以上であって、かつ1科目でも満点の40%未満のないこと」が必要となります。

つまり、合計で420点以上を獲得して、40点未満の科目を出さないことが必要です。60%というと、他の国家資格の基準などから比べると低いように感じますが、科目数が多く、それぞれの科目で学習する範囲も広いので難易度は高い試験といえます。

なお、1次試験の全体で合格できなくても、科目合格という制度があります。これは、1次試験の合格基準に満たない場合に、科目ごとの得点が60%を超えている科目については、翌年と翌々年の2年にわたり受験を免除できる制度です。

7科目は以下の通りです。

・経済学・経済政策 :60分
・財務・会計    :60分
・企業経営理論   :90分
・運営管理     :90分
・経営法務     :60分
・経営情報システム :60分
・中小企業経営・政策:90分

それぞの科目が企業の支援に必要な知識になりますので、コンサルタントを目指している方は、学習しておくと色々な場面で活用できる知識を習得することができます。

 

2次試験は、4科目合計400点満点の試験を、1日で受験します。4科目がそれぞれ、中小企業をテーマとして事例問題となっており80分間の時間で、問題毎に50字~200字程度で論述する記述方式の筆記試験です。この事例には財務・会計をテーマとした計算及び計算過程を答えさせる問題もあり、単なる知識を問われる問題とは違った難しさがあります。合格基準は、1次試験と同様に「総得点の60%以上であって、かつ1科目でも満点の40%未満のないこと」ですが、解答が公開されていないために、何を記述すれば60%に到達するのか分かりにくい試験でもあります。

なお、2次試験には、科目合格の制度はありませんので、4科目受験することが必須となり、60%以上(240点以上)を1回の試験で獲得する必要があります。

事例のテーマとしては、「組織・人事に関する事例」、「マーケティングに関する事例」、「生産管理に関する事例」、「財務・会計に関する事例」と4つが設定されており、それぞれが1科目となっています。

・事例1:組織(人事を含む)を中心とした経営の戦略及び管理に関する事例 :80分
・事例2:マーケティング・流通を中心とした経営の戦略及び管理に関する事例:80分
・事例3:生産・技術を中心とした経営の戦略及び管理に関する事例     :80分
・事例4:財務・会計を中心とした経営の戦略及び管理に関する事例     :80分

1次試験とは全く違った対応が必要となる試験となるので、 1次試験合格者(つまり、7科目の知識を持った人)でも、約2割しか合格にたどり着かない試験となっています。


 

1次試験・2次試験ともに具体的な対策については別の回で詳しく述べていきたいと思います。次回は、試験合格後の関門である「実務補習・実務従事」について紹介したいと思います。

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