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みなさん、こんにちは。これ短講師 中小企業診断士の中里です。
1次試験まで60日も切り、この時期は多くの方が過去問に挑戦している時期だと思います。以前のブログにも書きましたが、予備校などの問題と過去問とどちらを優先したらよいかといえば、「過去問」です。資格試験などのアドバイスでよく言われることですが、あくまでも「試験」なので、一定のレベルをクリアすることが求められており、そのレベルがどの様なものであるかは、過去問への挑戦で会得する必要があります。

挑戦

では、過去問はどの程度やっていけばいいでしょうか?
市販の過去問題集などでは、5カ年分の過去問が掲載されている場合が多く、一般的にも「5年分は必要」と言われます。ただ、限られた時間で闇雲に5年分の過去問を「解くだけ」で合格につながるとは思えません。試験で求められるレベルを把握することが目的であれば、3年分を2回、3回とチャレンジした方がいいとも考えられます
絶対的な答えはありませんが、ご自分の確保できる時間や知識レベルに応じて、狭く深く挑戦するか、広く浅く挑戦するか、しっかり対応することが大事だと思います。
(ちなみに、私は受験歴が長かったのでトータルでは過去10年分以上をやったことになりますが、最後の1次試験のときは、過去3年分をじっくりやるスタイルでした

では、平成25年度の経営情報システムのワンポイントアドバイスのつづきをお伝えします。

第16問:クラウドサービスの活用に関する問題
この問題は知識というより、クラウドサービスに対する考え方の前提の置き方で多少意見が分かれる可能性がある問題ですね。論点としては、クラウドサービスなどの外部のサービスを利用する際の「リスク」についての対応・考え方についてとなっています。設問文には、何も条件が記述されていませんので、「最悪」の場合を想定して選択肢を考える必要があると思います。

第17問:制度やガイドラインに関する問題
テキストでは触れられていない、現場対応が必要となる問題です。このような問題については、知識があれば素晴らしいことですが、全てについて事前に学習しておくことは不可能なので、与えられた設問文、選択肢を「じっくり」読み込んで解答を導き出す必要があります。この問題では、3つのプロセスの順序が問われていますので、各プロセスを実現するために前後にどの様な工程が必要となるか、の観点で分析する必要があります。ただし、知識として正解にたどり着く問題ではないので、不正解でも支障がない問題と言えます。

第18問:情報システムの構築の課題に関する問題
これもテキストではあまり、触れられていない問題ですね。設問にはやや難しいことが書かれていますが、選択肢の内容は一般的な課題について書かれています。いくつか、情報システムならではキーワードが出てきて、複雑に感じる人もいるかもしれませんが、前問と同様に、落ち着いて選択肢の内容を把握すれば、正解にたどり着くことができると思います。意外と、このような問題が勝負の分かれ目だったりするので、しっかり問題は読んでくださいね。

第19問:ソフトウェアのテスト方法に関する問題
この問題はテキストに記載されているテスト方法の知識を確認する問題です。不正解となってしまった人は、改めて知識の確認をしておきましょう。システム開発などの経験がない人には、「ブラックボックス/ホワイトボックス」という表現はやや直感的ではないかもしれませんが、「ブラックボックス=結果重視」「ホワイトボックス=プロセス重視」のテスト方法です。通常は、ホワイトボックス(システムの処理の中身を確認する)テスト行い、最終段階でブラックボックス(処理途中は関係なく結果を確認する)テストを行います。

第20問:システムの人材育成に関する問題
CCSFの詳細内容に関する問題です。第17問と同様に、おそらく事前知識を持っていた受験生は少なかったと思います。6割を目指すのであれば、この問題は捨て問で良いと思います。もし、8割を目指す必要がある方は、IPAのホームページhttp://www.ipa.go.jp)に記載のあるガイドラインや標準化活動の概要を一読しておくことをお勧めします。
今日はここまでとしたいと思います。
残りの期間を有効的に活用するためには、受験勉強に対してもドメインを設定し、取捨選択をする必要があります。この時期に「完璧=100点」を目指すような勉強方法を取っている人は、少し見直す必要がありますよ。

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