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みなさんこんにちは。これ短講師 中小企業診断士の中里です。
平成26年度の経営情報システムの解き方シリーズの本日4回目のブログ更新です。

いよいよ、平成26年度の問題の最終問題です。ここまでで6割以上取れている人は、もう既に経営情報システムは十分対応できる科目となっていますので、他の科目に時間を割り当てて、7科目合計420点になるように具体的な作戦を考えてみましょう。

合格への道

まだ、6割行っていない人も平成26年度の第12問までを中心に学習を行ってみてください。この年の問題は、前半が基本的な問題となっています。

それでは、第25問の解説を始めたいと思います。


 

第25問

ある店舗の日次売上高の変動を調べるために、その日次売上高データを1か月分抽出した。まず、日次売上高データの平均値と標準偏差を求めた。次に日次売上高データの平均値からの偏差を標準偏差で割ったものの二乗和を求めた。この値は、ある確率分布に従う。これに関する記述として最も適切なものはどれか。

ア この確率分布の分布表には片側有意水準のみ示されている。
イ この確率分布の分布表を用いて、日次売上高を推定できる。
ウ この確率分布は正規分布である。
エ 自由度が変わってもこの分布の形状は変わらない。


 

統計の2問目です。この問題は、カイ二乗分布についての問題です。カイ二乗分布とは、期待する値と実際の数字の誤差があるのか分布で表現する統計手法です。特徴として、①2乗しているため、単純化されていること②数値データの自由度(ばらけ具合)を元に分布が決まるので簡単であること、などが挙げられます。

ポイントは、2乗されているので絶対に「正の値」しか出てこないことです。上記の特徴から選択肢を見てみると、「ア」のみが特徴を正しく説明しており、その他は誤った説明となっています。

以上のことから「ア」が正答となります。


 

これも難しい問題ですね。カイ二乗検定は統計の中で、最も使われている検定方法といっても過言ではないと思います。とはいえ、あまり日常的な生活の中では出てこないので、無理して覚える必要はないかもしれません。

ただし、診断士としては、過去の数年分の売上推移を分析するときに、「チラッ」と頭の片隅に「検定する」という考えてを持っておいて損はないと思います。(実際に使うかどうかは、あなた次第です)

 

以上で、中小企業診断士試験 平成26年度 経営情報システムの25問、すべての解き方を説明完了です。100点を取る必要はないので、ご自分でどこの分野の問題を対応するかを一度考えてみてください。あくまでも目標は60点(15問の正解)です。他の教科との得点バランスでそれぞれの目標点はあるかと思いますが、1次試験までの残り4ヶ月という期間で効率的に420点を獲得する勉強方法にスイッチしてくださいね。

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