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みなさんこんにちは。これ短講師 中小企業診断士の中里です。
平成26年度の経営情報システムの解き方シリーズの本日2回目のブログ更新です。

そろそろ本格的に過去問に着手した人もいる頃でしょうか?
よく、「GW明けから過去問を中心とした学習に変えた方がいい」、2次試験も同時に目指している「2回目受験生も1次試験の学習に集中する頃」と言われます。
過去問は、各受験支援予備校が出版している5年分の過去問題集でも良いのですが、初めて受験する方は、テーマごとに集中的に学習ができる同友館の「過去問完全マスター」がおすすめです。

過去問完全マスター 情報

特徴として、①10年分の過去問が掲載されている②出題年ごとではなく、テーマごとに編集されている、ことにあります。弱点克服には最適ですよ。

それでは、第23問の解説を始めたいと思います。


 

第23問

顧客の信頼を高めることを目指して、ITサービスを提供するある中小企業が、一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)のITSMS(ITサービスマネジメントシステム)認証の取得を検討している。この認証取得のためのITSMS適合性評価制度に関する記述として最も適切なものはどれか。

ア JIPDECは受審申請を受け付け、審査する認証機関を割り当てる。
イ 管理すべき資料のうち、紙の書類は文書、紙以外の媒体を使うものは記録と区別されている。
ウ 審査は初回審査と再認証審査の二種類である。
エ 組織の一部であっても、あるいは複数の組織にまたがっていても、サービス単位で受審できる。


 

情報システムの開発や運用の制度認定に関する問題です。その中でもITSMS認定制度についての知識を確認する問題となっています。これも、かなり具体的な知識を要求しており、知っていて答えられた人は少ないと思います。
各概要についてはこちらに記載されています。

「ア」の審査申し込みは、評価を受ける組織が認証機関を選択し、認証申請を行います。その後、認証の結果のみをJIPDECに報告することになるので不適切な記述となります。

「イ」の資料の類型は、形式を問わず資料については、「文書」として位置付けられます。「記録」とは、証跡となる記録データを意味しています。したがって記述は不適切です。

「ウ」の審査の種類は、初回審査(初回)、サーベイランス審査(毎年)、再認証審査(3年)の3種類が規定されています。したがって、これも記述内容は不適切です。

「エ」の受審にあたってはサービス単位での受審が可能です。問題文の「ITサービスを提供するある中小企業が認証の取得を検討」との文章にヒントがあります。組織や体制に関わらず、サービスの提供レベルを評価する制度となるので、選択肢の内容が正しいことになります。
以上から、答えは「エ」となります。


 

この問題も知識として全てを覚えておくのは難しい問題の一つです。このようなICTに関する様々な制度やマネジメントに関する知識は、あまり深入りすることなく、過去問で頻繁に問われている知識を覚える程度にとどめておいて構わないと思います。

ネットで検索すれば、ガイドラインなどはすぐに見つけることができますので、興味と時間があれば覚えた方がいいのですが、限りある受験期間の中で全てを覚える必要はありませんので、効率性を考えて対応の工夫をしてみてください。

それでは、続きは本日の夕方に。

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