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みなさんこんにちは。これ短講師 中小企業診断士の中里です。

関東では桜が満開になっています。暖かい季節になり、勉強中に睡魔と戦っている受験生も多いかもしれませんね。知り合いには、本番試験中に思わず。。。という方もいますので、今から睡魔対策はしておいた方がいいかもしれません。

睡魔
私の睡魔対策は、椅子や机の金属部分を手のひらで触ることです。眠くなると手のひらなどがポカポカすることがあると思いますが、ここを冷たく刺激すると目がさめる効果があるそうです。

それでは今週は、第19問の解説から始めたいと思います。


 

第19問

携帯端末の普及に伴い、個人所有の端末を社内に持ち込み仕事に利用するBYODが注目を集めている。特に、IT 投資の削減や情報共有の効率化が図られる ことなどから、BYODに対する期待は大きい。BYODに関する記述として最も適 切なものはどれか。

ア BYODを導入するとともに、自社サーバの機能をクラウドサービスに移行すれば、BCP対策の一環となる。
イ MDMとは、持ち込まれる端末のデータベース管理システムを統一することを指す。
ウ シャドー ITとは、会社所有の情報機器と同じハード、ソフトからなる端末に限定して持ち込みを許可することを指す。
エ 端末を紛失した場合などに対処するため、遠隔操作でデータを消去するローカルワイプと呼ばれる機能がある。


 

最近、ICT関連で注目されているBYODの問題ですね。BYODとは、“Bring Your Own Device”の略で、個人(社員)が所有する端末を持ち込んで、業務などに利用することを意味します。みなさんの会社でも、個人携帯・スマホの利用に規制があったり、場合によっては許容されてはいるが、一定のセキュリティ対策を必要とするなどの条件があると思います。

資金面での制約が多い中小企業では、社員が持つ端末を積極的に活用することは一つの情報システムの検討課題になりえます。その際に、どのような、メリット・デメリットがあるかを理解しておくことが診断士には必要です。

「ア」は、BYODに加えて、「クラウド」「BCP」についての知識を合わせて確認しています。BYODは個人所有の端末のみならず、その時に利用できる端末を活用する仕組みにつながり、災害時などに柔軟に対応することが可能となると考えられます。クラウドサービスなどと組み合わせるとBCPに効果的になるといえます。

「イ」は、BYODの際に端末を管理するための仕組みである、「MDM」についての問題です。端末を管理するものですので、データベースとは直接は関係しません。(Dにこじつけたのかもしれませんね)

「ウ」は、BYODと類似する考えの「シャドーIT」についての問題です。BYODと同じく、個人所有の端末などを利用することですが、BYODが会社が認識しているのに対して、シャドーITは、社員が勝手に利用する会社の認知外のITの利用になります。ですので、会社が管理しきれないものなので、「同じハード、ソフト」にはなりません。

「エ」は、端末へのセキュリティ対策についての問題です。皆さんも携帯電話会社や端末メーカーが提供するサービス・機能として、端末紛失時にPCなどからスマホのデータを遠隔で消去できるサービスをご存知だと思います。遠隔操作でデータを消去するのは「リモートワイプ」と言います。
以上から、答えは「ア」となります。


 

この問題は、一定の知識が必要ではありますが、IT部門などが設置されている企業にお勤めの方は日頃から、注意を促されている内容だと思いますので、「一般知識」として解答ができたと思います。そうでない方には、馴染みのない単語が多く出て悩む問題だったかもしれません。そのような方は、「クラウドサービス」だけしっかり覚えてください。重要なキーワードになります。

次の問題は、お昼に公開します。

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