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みなさん、こんにちは。これ短講師 中小企業診断士の中里です。

受験生の方から質問があり、その方には回答をしたのですが、他の多くの受験生も悩んでいるのではないかと思い、ブログでも中小企業診断士試験の経営情報システムの暗記のコツをご紹介したいと思います。
(できれば、頭の中にハードディスクを増設したくなりますよね)

ハードディスク

経営情報システムに限らず、中小企業診断士の試験は「ひじょーーーに」広範囲な知識が求められる特殊な資格試験ですよね。一般的に「資格」の多くは専門分野に対する知識や能力を証明するものだと思いますが、診断士においては「専門」ではないところが悩ましいところです。

経済の仕組みからお金の流れ、ICTなどの技術面、そして法律や国の政策など、触れずに生活ができない身の回りの全てを学習することになります。全てではないのですが、その多くが覚える知識つまり「暗記」になります。暗記には以下の2種類があると言われています。みなさんは意識していましたか?

 ・理解の伴う記憶とほぼ同じ意味を表す場合

 ・理解の伴わない記憶を表す場合(丸暗記)

診断士試験での暗記は言うまでもなく、一つ目の「理解をした暗記」です。では、そのためには何をしたらよいのでしょうか?経営情報システムをテーマに少し考えてみたいと思います。

 

やるべきこと、その1

テキストなどから自分の知っているキーワードをピックアップする。そして、そのキーワードがどのようなテーマに関する知識であるか、改めて確認を行う。

自身の専門分野であれば、知識を体系的に理解しているかも知れませんが、ニュースで聞いただけ、たまたま読んだ本によく出てくる、ようなキーワードはきちんと理解していない場合があります。そのような曖昧な知識は早めに対策をしたほうがいいですよね。せっかく多少は知っているキーワードなので、「あ、これってこういう意味だったのか!」という気づきと一緒に覚えてしまいましょう。

びっくり

 

やるべきこと、その2

無謀にも過去問にトライしてみる。そして、自分の知っている知識に関係するような問題がどの程度、出題されているか確認する。

自分の実力がどの程度のものか確認してみましょう。ただし、単に「できた」「できない」で終わらせてしまってはダメです。設問ごとに「知っている問題(自信あり)」「関連知識は知っていた問題(あと一歩)」「全く知らない(悪あがき)」を分類してください。その時に、“あと一歩”の問題に出ているキーワードが次に覚えるターゲットです。
経営情報システムでは、組合せを選ばせる問題が比較的多く出てきます。今週の水曜日に解説をした「第12問」のような問題です。”あと一歩”であれば、組合せをしっかり確認することで、おそらく2択までは絞れると思います。その2つの選択肢での違いになる、新しい知識を覚えることが大切です。関連する知識は覚えているはずなので、既知の知識とうまく関連付けると、記憶にも残りやすいと思います。

ロープ

 

やるべきこと、その3

覚えないを決める。そして、自分の合格を信じる。

「暗記のコツ」なのに諦めるとは。。。と思った方もいますよね。でも、暗記が苦手な方にとって、大量の知識を、一気に覚えることは非常に非効率です。特に診断士試験は、6割をとれば合格基準を満たすので、不必要に得点を上げることだけが正解ではありません。もし、他にも6割未満の教科があれば、そちらの知識を増やすことも必要です。さらには、財務のように計算の訓練が必要な科目もあります。これらにもバランスよく対応して、はじめて診断士試験の合格に近づくことになります。つまり、「その2」までの対策で6割を到達していれば、それ以上は覚える必要はありません。覚えないキーワードを決めて、必要なテーマにだけに取捨選択をすることが、必要な知識の暗記につながるわけです。
冒頭に、少し記述したとおり、診断士は「専門家」ではなく「幅広い知識を持ったジェネラリスト」なのです。

good

 

診断士試験では、バランスの良い回答が1次試験でも2次試験でも求められます。模試や答練などで点数が出てしまうと非常に気になるところもあると思いますが、バランスを重視して対策をしてくださいね。
(ちなみに、私も合格した年のこの時期は、暗記科目の中小企業経営・政策に苦労していました。答練で40点を切ることもしばしば。でも、本番には合格点に到達できたので焦らなくても大丈夫!)

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