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みなさんこんにちは。これ短講師 中小企業診断士の中里です。
平成26年度の経営情報システムの解き方シリーズの本日2回目の更新です。

今日は3月11日です。東日本大震災から4年が経過しました。復興中の地域はまだまだ大変な苦労の中で、少しづつではありますが、新たな生活に近づいていると思います。

東北地方の振興のために、さまざまな活動を行っている中小企業診断士の方々もいらっしゃいます。

気仙沼復興支援プロジェクト

中小企業診断士として福島の被災地を訪問して

 

それでは、第11問の解説を始めたいと思います。


 

第11問

情報ネットワークの構築において、通信技術や通信プロトコルは重要な役割を演じる。それらに関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア CSMA/CD方式で通信を行う場合、複数の発信元が同時に情報を送信してパケット衝突が発生すると、それ以降、それらの発信元は情報を発信できなくなる。
イ TCP/IPは、MACアドレスと呼ばれる情報機器固有の番号を用いて通信する方式である。
ウ 電話回線によるシリアル通信で使われていたプロトコルを発展させたものが、インターネットのプロトコルである。
エ トークンリングは、トークンと呼ばれる信号を高速で周回させ、それを利用して通信を行う方式である。


 

再びプロトコルについての問題ですね。この問題は、基本的な知識が問われていますので多くの方が正解した問題になると思います。もし、不正解だった方はもう一度、テキストを確認してくださいね。

まず、「ア」は通信の制御に関する記述です。「CSMA/CD」方式というのは、パケットの衝突が起きた場合に再送を行うようにすることで通信を行う方式です。最後の「CD」に着目してください。CDは「Collision Detection」の略で、衝突を検知することを意味します。衝突することを想定しているので、「発信元は情報を発信できなくなる」とは考えにくいですよね。

次に「イ」はTCP/IPについての記述です。名前のとおり、「IP」と呼ばれるプロトコルを使って、「IPアドレス」を用いて通信する方式です。MACアドレスというのは、LANカードなどに個別に付与されている物理的なアドレスです。

「ウ」はインターネットの起源についての記述です。インターネットは、複数のコンピュータネットワークを相互に接続して構築されています。電話のように1対1の通信ではないところが特徴となっています。

最後に「エ」は、トークンリングと呼ばれる通信方式についての記述です。名前のとおり、リング上にネットワークを構成し、トークン(Token)と呼ばれるデータが流れており、このトークンを使って通信をする方式です。つまり、コンピュータは通信のために、トークンを入手して、そのトークンに通信内容を付加して通信を行うイメージです。一つのコンピュータが通信を行っている間は、他のコンピュータは通信はできません。

以上から、答えは「エ」となります。


 

普段何気に使っている「通信」ですが、それを実現するために、さまざまなルールの中で通信が成り立っています。いま、みなさんがこのブログを見ているのも、こっそりコンピュータがこれらのルールに則って動いてるからなんですよね。
スマホが遅くてイライラ 😥 する前に、どこで通信がうまくいっていないのか少し考えてみると、学習した知識の活用にもなるかもしれませんよ 🙂

それでは、続きは本日の夕方に。

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