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みなさんこんにちは。これ短講師 中小企業診断士の中里です。

そろそろ受験予備校では、経営情報システムのインプットも終わりに近づいてきたと思います。経営情報システムは出題される論点が比較的決まっているので、授業で学習した範囲や過去問の出題内容を中心に学習してくださいね。

そして、ついに「これ短」の「経営情報システム」が発売開始になりました!!

もし、情報システムに苦手意識のある人は繰り返し見て得意科目にしてくださいね!

それでは今週は、第10問の解説から始めたいと思います。


 

第10問

LANを敷設した事業所内では、コンピュータ端末やアプリケーションサーバから、各種サーバやLAN対応機器に様々なプロトコルに基づいた指令が送られる。
以下の①〜④に示すサーバやLAN対応機器と、それらを利用するプロトコルの組み合わせとして最も適切なものを下記の解答群から選べ。

①データベースサーバ
②ファイルサーバ
③LAN対応プリンタ
④メールサーバ

〔解答群〕
ア ①:API ②:DNS ③:RPC ④:SMTP
イ ①:JDBC ②:NNTP ③:RAW ④:FTP
ウ ①:ODBC ②:NFS ③:LPR ④:POP
エ ①:RPC ②:FTP ③:IPP ④:SNMP


 

コンピュータ・ネットワークでさまざまな通信を行うための「プロトコル」についての問題です。みなさんは、プロトコルという言葉を聞いたことはあるでしょうか?一見難しそうですが、人間も国によって言語があるように、コンピュータでも機器やサービスに応じたそれぞれの話し方があるんです。プロトコルとは、機器やサービスを利用するための「手順」のことなんです。全て覚えるのは、非常に大変ですが、主なものだけをしっかり覚えて、あとは消去法で対応しましょう。

まず、①のデータベースサーバですが、これはデータを管理するためのサービスです。このサービスにアクセスするためには、本来は各データベースのソフトウェアごとに接続する方法が異なっています。しかし、さまざまなシステムがデータベースを利用できるように、接続するための方式が「Open(誰でも使えるよう)」に定めたものが「ODBC」と言います。正式には「Open Database Connectivity」と言われる規格で統一しています。また、「Java」と言われるプログラミング言語で使われるものが、「JDBC」と言います。

次に、②のファイルサーバですが、これは多くの方が職場や家庭で利用しているものなのですが、あまりどのようにやり取りしているかは気にしないですよね。幾つか方法はあるのですが、「NFS」がその一つです。「Network File System」の略となっており、ネットワークを介してファイルを操作するための方法です。これは、あまりメジャーなプロトコルではないので、他の候補との比較で到達できれば問題ないです。

そして、③のLAN対応プリンタですが、これもみなさんは職場で使っていると思います。プリンタなどは、さまざまな機器からプリントの要求を受け付けるため、標準化されたプロトコルです。このプロトコルには「LPR(Line Printer Deamon Protocol)」と、「IPP(Internet Printing Protocol)」が該当します。このプロトコルもややマイナーなものなので覚えていなくても問題ありません。

最後に、④メールサーバについてです。これは頻出論点なので、必ず覚えておいてください。メールには「SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)」「POP(Post Office Protocol)」が該当します。SMTPはメールを送信するときのプロトコル、POPはメールを受信するときのプロトコルです。

この問題は、①と④がわかっていれば正答にたどり着けますので、ぜひ頻出の知識を覚えて効率的に正解してくださいね。

そうすると、答えは「ウ」となります。


 

このような問題は、すべてのキーワードの知識は必要ありません。自身が分かるキーワードを中心に消去法などで絞り込んでいくと、意外と答えにたどりつくことができます。経営情報システムに特有な英文字略語が多く並ぶと、「ドキッ」とする人もいるかもしれませんが、落ち着いて対応してください。

次の問題は、お昼に公開します。

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