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みなさん、こんにちは。これ短講師 中小企業診断士の中里です。
平成26年度の経営情報システムの解き方シリーズの本日3回目の更新です。今回の問題はデータ圧縮についてですね。みなさんはあまり意識していないかもしれませんが、コンピュータでは効率的にデータを扱うために、いろいろな場面で「データ圧縮」をしています。この技術を使って、皆さんの携帯電話などの「通信料の削減」にも貢献している技術なので、ちゃんと覚えてくださいね。

携帯電話

携帯電話ではいろいろな場面でデータ圧縮技術が使われています。

それでは、第5問の解説を始めたいと思います。


 

第6問

業務においてデータ変換や通信のための処理、あるいは、データを記憶装置に保存する処理過程で、圧縮と呼ばれる操作を行う場合がある。以下に示す処理過程の中で、圧縮操作として最も適切なものはどれか。

ア 音のアナログデータから一定時間間隔ごとにデータを取り出し、有限精度の数値に変換する過程。
イ 漢字をデータ化する際、偏(へん)や旁(つくり)を分類してコード化する過程。
ウ 通信のための伝送路を有効利用するために、複数のデータ信号を重ね、同時に伝送する過程。
エ デジタル化した画像データを記憶する際、同一データが連続するものを省略する過程。

 


圧縮についての問題です。圧縮とは文字どおり、あるデータをなんらかの方法で小さくすることです。圧縮する際には、一定の規則に応じてデータを間引く必要ありますのでその観点で選択肢を確認するとよいと思います。
まず、「ア」の選択肢は、「アナログデータから(中略)数値に変換する」となっていますので、これは「デジタル化処理」です。「有限精度の数値」など難しく書いているのでちょっと分からなくなってしまいますよね。でも、落ち着いて「日本語」を読んでみましょう。

次の選択肢「イ」は、「コード化する」と書いているので、これはそのまま「文字コードへの変換」で理解して問題ありません。データが小さくなるような気がしないのでこれは圧縮ではないことはすぐ分かると思います。

続いて「ウ」は、「同時に伝送する」となっていますので、「多重化」のことを説明しています。「複数のデータ信号を重ね」となっているので少し悩むところかもしれませんが、「重ねる」だけではデータは小さくならないので、これも圧縮ではないですね。

そして最後の選択肢「エ」は、「連続するものを省略する」となっているので、データが小さくなることが一目瞭然。これは、画像などの圧縮方法で「GIF」の圧縮に採用されている方法です。連続しているデータを減らすことが決まっているので、少ない色の画像(アイコンやイラスト)などに適しています。

というわけで、答えは「エ」となります。やや、表現が曖昧で悩むところもあったかもしれませんが、ちゃんと日本語として意味を慎重に抑えていけば「エ」にたどり着けると思います。


 

少しずつ暖かくなってきましたが、同時に花粉症 😥 の方は嫌な季節になりましたね。私も花粉症なので、毎日マスクをして生活しています。

花粉症に限らず、受験生のみなさんは体調管理もしっかりして、順調に勉強を続けてください。ちょうど季節の変わり目で体調を崩しやすいタイミングなので、無理はせずにメリハリをつけた生活が大切ですよ。

それでは、本日はここまでとしたいと思います。また続きは次週に公開します。

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