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みなさん、こんにちは。これ短講師 中小企業診断士の中里です。
平成26年度の経営情報システムの解き方シリーズの本日2回目の更新です。
経営情報システムのキーワードは最近は非常に身近になってきています。一般的なニュースやインターネットニュースなどを見ていると意外と勉強しているキーワードが出てくると思います。ニュースなどにもアンテナを広げておくのも「中小企業診断士」の勉強になりますよ。

中小企業診断士の試験に必要なアンテナ

それでは、第5問の解説を始めたいと思います。


 

第5問

コンピュータでデータ処理を行うために様々なアルゴリズムが提供されている。各種業務に必要な処理内容に照らして適切なものを選択できるように、それらの特性を把握しておく必要がある。

アルゴリズムの特性や処理手順に関する以下の文章の空欄A〜Dに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

次に示す&つの並べ替え手順のうち、データ交換や比較の回数が多く並べ替えの 実行時間が大きいのは「 A 」の方法である。
①最も小さい(大きい)値を見つけて先頭のデータと交換し、以下残りのデータ に対して同様の手順を適用する方法。
②先頭から順に隣り合うデータを比較して、順序が逆ならば交換する作業を最終データまで行い、最も小さい(大きい)値を末端に移動させ、以下同様の手順 を繰り返す方法。

データ探索において、求めるデータが中央のデータより前にあるか後ろにあるか の判定を、範囲を狭めながら繰り返し行う「 B 」では「 C 」を用意する必要がある。
また、ハッシュ法ではハッシュ値に「 D 」を組み込む必要がある。

〔解答群〕
ア A:① B:線形探索法 C:規則性がないデータ D:衝突が生じた際の処理
イ A:① B:二分探索法 C:規則性がないデータ D:誤差が含まれた際の処理
ウ A:② B:線形探索法 C:順序よく並べたデータ D:誤差が含まれた際の処理
エ A:② B:二分探索法 C:順序よく並べたデータ D:衝突が生じた際の処理

 


 

ソート処理(並び替え)のアルゴリズムについての問題ですね。実際はエクセルなどでボタン1つで実現できてしまうので、あまりイメージがわかないかもしれませんが、コンピューターで処理を設計しようとすると、このように個別のデータをどのように「動かすか」をイメージする必要がありますので、少し想像力を使いながら解いてみてください。

まず、「A」については、並び替えを行う際に、全体をみて処理するか、闇雲に隣同士を比較して処理するか、の確認ですね。少し想像しながら考えると、全体を見回して一番大きい(または小さい)ものを見つけて、次に残りの集団の中から同じように繰り返すやり方の方が効果的ですよね。(確認する回数が、対象のデータの個数回で済みます)

次に「B」については、少々知識が必要ですね。「中央のデータより」となっているので、対象となるグループを真ん中で「2つ」に分けて処理することを意味しています。つまり、「二分」するので「二分探索法」が適切となります。

実は、ここまでで「エ」が選択されて、答えが導けます。

「C」については、「二分探索法」の前提条件になるので、しっかり覚えていないと選べないかもしれませんね。そこは気にしないでください。

最後の「D」の「ハッシュ法」はやや専門的ですね。文字列などの単純に比較が難しいデータに対して、コンピュータで扱い易いように、「ハッシュ」というルールに基づいて変換してから比較を行う方法です。「ハッシュ」はデータを間引く処理に似ているので、全く一緒のデータに変換されてしまう可能性があるので、問題のような注意が必要です。

この問題は、後半は難しい知識となっているので、「A」と「B」から答えの「エ」を選択しましょう。


 

この問題は、やや難しかったかもしれません。でも、知っている知識や問題文に与えられた「ヒント」を活用しながら一つずつ慌てずに検討すると、意外と答えに到達できますよ。

経営情報システムでは、それほど「ひっかけ」的な記述はないはずなので、記述されていることを読んで「素直」に対応しましょう!

次の問題は、今日の夕方に公開しますよ〜!

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