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こんにちは。これ短講師の木下綾子です。

初学者の方はそろそろ情報システムの勉強を始める頃でしょうか。中小企業経営・政策はまだまだ先の話だと思っているかもしれませんが、試験に関係するニュースがあったのでチェックしておきましょう。

特定ものづくり基盤技術に「デザイン開発に係る技術」が追加されました。

何のことやら?という方が多いと思いますので、簡単に解説していきます。

特定ものづくり基盤技術とは

まず、川下製造業のニーズにこたえるために、川上中小企業者等が行うものづくり基盤技術を高めるために実施する研究開発を支援するための法律として、「中小企業ものづくり基盤技術の高度化に関する法律」があります。

ここで支援対象として経済産業大臣によって指定されているのが「特定ものづくり基盤技術」です。

以前は22分野ありましたが、平成26年2月に11分野に統合されました
22分野って多すぎて覚えられませんでした(笑)。

<特定ものづくり基盤技術(変更前)>

1.組込みソフトウェア
2.金型
3.冷凍空調
4.電子部品・デバイス
5.プラスチック成型加工
6.粉末冶金
7.溶射・蒸着
8.鍛造
9.動力伝達
10.部材
11.鋳造
12.金属プレス加工
13.位置決め
14.切削加工
15.繊維加工
16.高機能化学合成
17.熱処理
18.溶接
19.塗装
20.めっき
21.発酵
22.真空

<特定ものづくり基盤技術(変更後/平成26年2月)>

1.情報処理
2.精密加工
3.製造環境
4.接合・実装
5.立体造形
6.表面処理
7.機械制御
8.複合・新機能材料
9.材料製造プロセス
10.バイオ
11.測定計測

変更前後を比較して、お気づきの点がありませんか?

変更後の11分野は定義が広くなり、変更前の22分野が変更後の11分野に含まれるということです。そして、立体造形、バイオ、環境、エネルギーなど、今注目されている成長分野に関連する技術が含まれています。中小企業がこれらの分野に参入しやすくする意図があるのでしょう。

デザインが追加され、12分野に

つい先日、2月10日に「デザイン開発に係る技術」が追加され12分野になりました。デザインを指定することで、中小企業のものづくりにおける付加価値を高めていく支援が強化されます。

<特定ものづくり基盤技術(変更後/平成27年2月)>

1.デザイン開発
2.情報処理
3.精密加工
4.製造環境
5.接合・実装
6.立体造形
7.表面処理
8.機械制御
9.複合・新機能材料
10.材料製造プロセス
11.バイオ
12.測定計測

試験対策として

診断士の試験対策としては、12分野すべてを覚える必要はありません!

「中小企業ものづくり基盤技術の高度化に関する法律」の概要、「特定ものづくり基盤技術」のうち成長分野に関する技術や、新たに追加されたデザイン開発を押さえておけば十分です。

中小企業経営・政策は、覚えることがたくさんです。今のうちから関連ニュースをチェックして、苦手意識を取っ払っておきましょう。

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