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「これ短」講師 中小企業診断士の松木和成です。

本日は、診断士試験で必須となる「マーケティング3.0」をお話します。

マーケティング3.0は1次試験のほか2次試験の事例Ⅱでも出題されており、診断士試験では必須の内容となっています。

とはいうものの、

「マーケティング3.0って何??」

という方もいらっしゃると思うので、本日はマーケティング3.0を、マーケティング1.0と2.0と合わせて、噛み砕いて説明しますね。
これ短の講義では、1次試験におけるマーケティング3.0を取り上げましたので、以下では2次試験におけるマーケティング3.0を例に挙げながら説明します。

マーケティング1.0

製品中心のマーケティングのことをいいます。つまり、ターゲットに対し、決まった製品を提供することをいいます。例えるなら、好みのタイプの女の子に同じ方法で何人にも猛アタックしている感じです。

2次試験でいうと、ターゲット(アタックする女の子)や4P(アタックの方法)を決める問題が該当します。過去問で言うと、H18年第1問などの問題がそうです。実際のビジネスではどうかと言うと、インフラ業や行政がマーケティング1.0に該当している場合が多いです。個々の消費者のニーズを考慮せず、一律な製品やサービスを提供している状態です。

マーケティング2.0

消費者中心のマーケティングのことをいいます。つまり、顧客管理をした上で、個々の顧客の嗜好に合わせて、個別対応を行うことをいいます。例えるなら、好きな人を徹底的に調べた上で、その人が好きなプレゼントをあげるようなことです。

2次試験でいうと、顧客管理やDMの問題が該当します。過去問で言うと、H17年第3問などの問題がそうです。実際のビジネスではどうかと言うと、美容室などのサービス業がマーケティング2.0に該当している場合が多いです。美容室では、個々の顧客に合わせたサービス提供(カットやカラーなど)やプロモーション(DMなど)を行っていますよね。

マーケティング3.0

消費者参加型のマーケティングのことをいいます。例えば、消費者参加の商品開発などがそうです。マーケティング2.0が、企業が顧客に対して一方的な個別対応を行うのに対し、マーケティング3.0では企業と顧客が協働でマーケティングを行うことをいいます。例えるなら、相思相愛の夫婦が一緒に子育てをしている状態です。

2次試験でいうと、顧客参加の取り組みに関する問題が該当します。過去問で言うと、H22年第2問などが該当します。(地元の中高年女性を雇用し、協働で売り場づくりや品揃えを行っています。)

また、実際のビジネスの例としては、AKB48がマーケティング3.0に該当します。総選挙でファンが投票し、上位にランクインしたメンバーが選抜メンバーとして活躍できます。つまり、AKB48はファン参加型のアイドルビジネスを実現しています。

マーケティング3.0は1次試験でも2次試験でも重要ですので、ぜひしっかりと理解してくださいね。

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