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おはようございます。これ短講師の石井瑠美です。今日は財務会計についてのお話しです。 🙂

会計(アカウンティング)の分野では、まず「財務諸表」と呼ばれる企業の成績表を作成するための知識を学びますが、なぜ「成績表」が必要なのかというと、会社にお金を提供してくれた株主に対して説明をきちんと行うため(糾弾されても言い訳をきちんとするため^^;)、というのが理由のひとつとしてあげられます。

なので、毎年わかりやすいように期間を区切って、いくら儲けたのか、ということを「財務諸表」という形で表しています。

このように、期間を区切って計算を行う考えを「期間計算」といいます。

ところが昔は、この「期間計算」という概念はありませんでした。

今日の企業は、継続企業(ゴーイングコンサーン)と呼ばれ、経営を継続していくことを前提として日々活動をしていますが、むかしむかし中世では、みんなそれぞれが独立して船で航海に出て、貿易で稼いでいたわけです。そうなると、今のような1年という決まった区切りはなく、ひとつの航海ごとに、現金の出入りを計算する、しかも、現金をこれだけ持って航海に出発して、航海終了後に現金を数えたら残ったのがこれくらいだから、これだけ儲かったというかなりアバウトな計算でした。

こんな感じのその場限りの状態の企業を、「当座企業」といいます。

当座企業は時代の移り変わりによって継続企業となっていき、お金の計算方法についても、非期間的な計算から、期間を区切って計算を行う「期間計算」というやり方が主流となっていきました。 

このように、現在の会計方法となったのにはきちんとした理由、歴史があるんです。

そんなちょっと息抜きになるような会計学のお話を、時折ブログでご紹介していこうと思います。^^

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